ジュラシックワールド

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映画レビュー『ジュラシック・ワールド』

どんな作品?

 科学技術によって現代に蘇った恐竜たちが暴れ回る映画です。

 恐竜作品として有名な『ジュラシックパーク』の続編映画みたいなものですね。

 ジュラシック・ワールドシリーズは2015年に第一作目が公開され、2018年に『ジュラシック・ワールド/炎の王国』、2022年『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』と続いています。

 

 本作はストーリー云々よりも、CGやアニマトロニクスでリアルに再現された恐竜のアクションを楽しむ作品です。

 だからストーリー+映像も楽しみたい。という欲張りな人にはちょっと合いません。

 吹き替え版は2パターンありますが…まあうん…あえて細かくは触れません。

創作視点

 ストーリーよりも画や描写で魅せたい場合の作品のお手本になる作品です。

 こういう系統の映画は、圧倒的グラフィックで暴れ回る恐竜を楽しむ物です。

ストーリー

 パニック系や怪獣や恐竜、怪物、猛獣など単純な人の力ではどうにもならないような存在が暴れ回る作品を作る際の、テンプレとしては参考になると思います。

 ただこの年代になってくると、本作に限らずストーリーやキャラ周りは露骨にポ何とかどこぞの資本の影響で酷い有様になっています。

 

 ストーリーの骨組みというか流れ的なところは、大いに参考にしてもいいと思います。

 ですが細かい部分、例えばキャラクターの動かし方的な部分はあまり参考にしない方が良いところもあります。

 

 ただこういう作品の場合は精緻なストーリーより、恐竜が暴れ回るシーンを入れる方が何よりも重要です。

 ですから恐竜に注目してもらうために、ストーリー周りは分かりやすくシンプルにする。というのもある意味間違いではありません。

 正直、その辺りの匙加減が非常に難しいので、ストーリーに凝るのは無理。って言う人はシンプルイズベスト的な考え方で突っ走ることをオススメします。

キャラクター

 主役がいて、悪役がいて、無能がいて、面白枠のモブがいる。みたいな枠組みは参考にしてもいいと思います。

 このシリーズに限らず、パニック系映画は基本一部の登場人物が酷く無能なことが非常に多いです。

 ついでに言うなら個性的な思想を持っている方も多いです。

 

 これはストーリーの進行する上で、楽だし話の展開が分かりやすいからです。

 登場人物がマトモならそもそも騒動が起きませんし、導入部分が複雑になります。(納得出来る理由を見せないといけないので)

 このやり方については、お約束かつ圧倒的映像と演出で黙らせる実力がある作品だからこそ許されている部分があります。

 

 ですから、絵で魅せられるアニメや漫画なら工夫すればこのやり方でもOKです。

 ですが、小説だといくら描写を頑張ったところで読者の想像力任せな部分があるので、映画のような展開は避けた方が良いかもしれません。

まとめ

 こういうタイプの作品を作りたい場合は、大雑把な展開を有耶無耶にする圧倒的映像(画力)や上手い演出が必要です。

 だから恐竜映画なのに恐竜がぜんぜん出てこないとか、映像がショボいとか、どうでもいい人間ドラマに尺を割くとか、そういうB級とかZ級映画にあるようなやり方をすると一発アウトです。注意して下さい。

 

 あと恐竜など現実に存在した、または存在する物についてはリアリティも大切ですが、忠実過ぎるとマニアだけが喜ぶつまらない作品になる可能性が高いです。

 再現ではなく娯楽作品であることを忘れずに、その辺りの匙加減にも注意して下さい。

 

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