『これなら出来そう』と思うものだけでもやって見て下さい。
作業時間を決める
作業の時間帯はなるべく同じ時間帯がお勧めです。
例えば夜の7時~9時と決めたらその内の一時間は、必ずその作業だけに集中する時間を設けましょう。
ちなみに時間も条件と同じくガチガチに決め過ぎると苦しいので、多少アバウトな感じが良いです。
それと一つの時間帯だけだと例外が発生した場合に対処出来ません。
ですので、平日はこう休日はこうみたいに複数色々考えておくのがお勧めです。
誘惑を断つ
定番ですね。
まずは、自分にとって何が誘惑なのか考えてみましょう。
例えば私ならゲーム、アニメ、漫画、小説などが真っ先に候補として挙がります。
誘惑が物であるなら、作業エリアもしくは手に届く範囲からそれらを遠ざけて下さい。
誘惑が空間であるなら、作業エリアを別の場所にしましょう。
別の場所には、作業に必要な物以外は一切置かないで下さい。
当たり前ですが、場所を変えても娯楽があったら効果は著しく低下します。
それと場所に関しては、慣れるとだらける可能性があります。
可能なら定期的に場所替えしてみましょう。
作業環境を整える
室内は、自分のやりやすいように環境を整えましょう。
作業のメインとなるパソコンやタブレットなどにこだわるのは勿論として、椅子やキーボードなど長時間触れたり使用する物にもこだわると作業効率の向上が見込めます。
例えば、液晶にブルーライトカット機能があると目の負担の軽減に繋がる場合があります。
注意点としてブルーライトカットすると、当然のことながら青色がカットされます。
絵を描く作業の場合は、色彩が変化するので注意して下さい。
あとは別にコロナ対策ってわけではありませんが、部屋は適切に換気を行いましょう。
換気しないと室内の酸素濃度が低下するので、知らない内に効率が低下する場合があります。
睡眠・休憩・栄養補給する
睡眠
効率を上げるには、睡眠や適切な休憩時間と栄養補給が大切になります。
睡眠に関しては個人差が大きいですが、おおむね7~10時間程度の睡眠が適切です。
ただし睡眠は中途覚醒してもいいので、なるべく一括推奨。
分割睡眠は自律神経が乱れやすいです。
筆者の場合一週間程度、分割睡眠を続けると耳鳴りやめまいなどの諸症状がほぼ確実に出ます。
思い当たる節がある方は気を付けて下さい。
休憩
基本的には、30分~1時間ごとに5分~15分の休憩を取ることをお勧めします。
例外的にやっぱり作業中に『どうしてもここは終わらせたい』
そんな箇所が時々あると思うので、そこは休憩時間を無視してもやり切った方が良いですね。
休憩を取る理由は、パフォーマンスを維持する目的と一旦冷静になる時間を意図して作った方が良いからです。
創作系の作業は、熱くなりすぎると時に変な方向にズレしてしまうことが往々にしてあります。
そんな場合、対策として定期的に時間を区切り冷静になる時間を設けることがとても効果的です。
栄養補給
変なこだわりがない限りは、一日三食バランスよく食事を採りましょう。
例えば近年では、オートファジーとか断食とか色々流行ってますね。
ですがあれは意図して枯れた身体にするようなものなので、精力的に活動したい場合はしっかりと栄養を採って下さい。
筋力量が低下して結果代謝が下がり、小食の身体が出来上がりますが、同時に無気力や精神が不安定になりやすいです。
あとカフェインを含む栄養ドリンク等の摂取は、なるべく頑張りたい日だけに留めましょう。
命を削る…とかではなく、無理が出来てしまうことが良くありません。
ジュースには注意
血糖値の上がりやすい食事(糖質や炭水化物)を採りすぎると血糖値が急激に上昇して、急激な眠気に襲われる場合があります。
そんな高血糖の状態が血糖値スパイクです。
作業中特に注意したいのが、ジュースですね。
昔と違って甘味成分が砂糖や人工甘味料ではなく、果糖ぶどう糖液糖や高果糖液糖などと呼ばれる異性化糖に成り代わるようになりました。
異性化糖は主にとうもろこしを原料とした物なのですが、砂糖などと違って分解の工程がほとんどないので、急激な血糖値の上昇を招きます。(血糖値スパイク)
多少食後に眠くなるのは仕方ないとして、『耐えがたい眠気を感じる』人は血糖値スパイクの可能性が非常に高いです。
思い当たる節がある人は、一度普段摂取している物の成分内容を確認してみましょう。
音楽を聞く
環境音が気になって集中出来ないという人は、音楽を掛けましょう。
ただし声ありだとかえって集中出来ない場合があるので、BGM限定です。
ゲームやアニメ、映画などでBGMがとても雰囲気作りに重要なように、執筆時や作画時などでも物語の場面や状況によって聞く曲を切り替えるとより良い効果が得られるかもしれません。
なお、音楽聞くと集中出来ないよーという人は耳栓がお勧めです。
声あり曲は執筆作業時はあまり良くない
小説執筆時限定の話です。
音楽を聞く自体はいいのですが、声ありだとマイナス効果になる場合があります。
理由は、曲を理解するために脳が使われてしまうからですね。
例外的に物語ネタを考えている時なら、歌詞がヒントになる場合があります。
特に曲の方に注意が行ってしまう人は良くありません。
どうしても声あり曲が聞きたい方は、自分がまったく理解出来ない言語の曲を聞いて下さい。
また絵や漫画作業をしている人も何か思考したりするときは、妨げになる場合があるので状況によって使い分けて下さい。
対応を決める
作業時ずっと集中出来るよな環境ならいいのですが、何か問題が起こる場合があります。
今だと宅配、電話、SNSなどでしょうか。
問題の種類によって事前の対応を決めておく事で、スムーズにやりたい作業に戻ることが出来ます。
宅配なら時間指定もしくは、宅配ボックスを設置する。
電話やSNSならそもそも出ない・見ない。もしくは必要な電話以外鳴らない様にする。
そんな感じですね。
種類によっては、対応でちょっと疲れるという人もいると思います。
その場合は、5分休憩するなど作業復帰までに何か気分転換になる行動を挟むと良いでしょう。
娯楽は条件・時間を決める
ゲームをやったりアニメ、漫画、小説見たりなど娯楽が好きで作業時間が確保出来ない人。
そういう人はなるべく、娯楽をしていい条件や時間を決めて楽しみましょう。
ちなみに、とにかく飽きるまで娯楽を楽しむのは絶対NGです。
たまにこういうアドバイスを見ますが、そういう事が通用するのはその娯楽よりも楽しい事が他にある人のみです。
私なら飽きるまでやって良いよ。と言われれば金銭的や世間的な問題がなければ一生死ぬまでゲームや読書をしている自信があります。
私みたいな人も多いと思うので、そういう自覚がある人は自分の都合の良い言葉に惑わされないように注意して下さい。
条件はなるべくアバウトに
結構ザルな条件がお勧めです。
こういう時は厳しい条件にしがちですが、厳しい条件が通用するのはせいぜい三日か一週間程度です。
執筆作業なら〇文字くらいかある程度新作の構想作りが出来たらOK。
漫画や絵ならプロット作りとかある程度ラフが描けたらOK。
みたいな雑な感じにしましょう。
ですが具体的に、例えば1000文字以上書くとかそういうのはあまり良くありません。
例えば、三ヵ月とか一ヵ月など具体的に期間が決まっているなら例外的に構いませんが、恒常的な場合は日常生活が目標達成の為に束縛されるなどデメリットの方が多いです。
必ず娯楽より後にする
ものすごーく意志力がある人以外はそうして下さい。
大体の人は、作業前に娯楽やったらその時点でその日はサヨナラです。
一応、何日か誘惑に打ち勝って作業する日もあるかもしれません。
ただ、娯楽で体力を消費していたり尾を引いていたりとあまり良くない状態に陥っている場合があります。
どうしても娯楽をやりたい場合は、これをやったら終わりと厳格に決めてからやる様にして下さい。
例外的に気分転換になる運動やスポーツであれば、疲れない程度にやれば問題ありません。
高強度だと緻密な作業をする場合、手が震えるなどの悪影響がありえます。
まとめ
色々言いましたが、アドバイスのほとんどは理想論です。
全部やる必要はありません。
最初は、出来そうな物だけをかいつまんで実行するくらいが丁度いいです。
ちょっと合わないなと思ったら、自分なりに改良して下さい。
ただしその場合、自分の都合良すぎる物はいけません。
人によって性別や性格が違うように、物事には合う合わないことがあります。
一般的に良いと言われていることも、自分にとっては駄目な場合があるので、必ず実践しつつ効果があるか確認するようにして下さい。