ファンタジー、日常(青春・恋愛系)がオススメ
小説ならファンタジー、日常(青春・恋愛系)がお勧めです。
漫画も同じですが、派手なシーンや戦闘系など絵で見せるファンタジーは避けて下さい。
なぜファンタジー、日常(青春・恋愛系)がオススメなのか
結論から言うと他のジャンルに比べてハードルが低いからです。
それは競争者が少ないからとか言う理由ではなく、多くの作者が比較的書きやすいジャンルだからです。
ファンタジーは若干日常系よりハードルが高いですが、現実ではなく作者が構築した世界なので誤魔化しが出来ます。日常は誰しもが体験していることなので、多くの方が悩むことなく比較的楽に書けるからです。
面白かったり興味を引ければいいので、ある程度勢いでゴリ押しで書ける点が多いのも良い部分です。
なぜ他のジャンルはオススメじゃないのか
他のジャンルは専門的な知識や正確性が要求されることが多いからです。
壮大な世界観や複雑に絡み合った設定の舞台やストーリーを書きたいのはわかります。ですが、それはイラストで例えるならいきなり『私、プロ並みの絵を描くの!』と言っているようなものです。
現状の実力に対して難易度があまりにも高すぎるので大抵の人は序盤で挫折します。しばらくやる気を失うか…下手すれば二度と小説や漫画を描くことが無くなるケースもありえます。
書きたい物があるのはわかりますが、最初は練習だと思って自分の実力でも完成させられそうな物語から始めて下さい。
どうしても決まったジャンルで始めたい場合
どうしてもこれ以外は嫌だ! という人は短編物から始めましょう。
自分がその専門分野に詳しい場合でも、小説や漫画の描き方自体わかってない場合、専門用語連発のコテコテの物の面白味のない物になりがちです。創作経験のない方は一旦練習だと思って3000~5000字程度の短編小説や、四コマ漫画などを描くことをお勧めします。
漫画の人は別途、漫画の描き方などの本を1~2冊程度購入してコマ割りとか適切なセリフの分量だとか、最低限の基礎知識を仕入れてから描きましょう。(教本は多すぎると方針がブレるのでどれだけ多くても、一度に三冊程度に留めること)
日常系すら書けない・描けない人へのアドバイス
日常って言うのは本当に何でも構いません。無理だって思う場合は、実力不足よりもあなた自身が思っている日常のジャンルが狭い可能性が高いです。
例えば、ちょっとくらい宇宙人が出現したり末来人とか古代人、はたまた神が登場したところで日常系で通ります。(そういうのは日常系コメディ作品になると思います)
逆に電車で通勤したり、職場の人の癖とか性格を淡々と描くだけの小説も日常系です。
今のご時世ほとんど外に出ないんだけど…という場合も、食べたり寝たり生きている以上何らかの活動はしてるんですから、それをどう書けば・描けば読者に興味を持ってもらえるだろうかと意識しながら作ればOKです。
それが無理な人は漫画やゲーム、映画など他の創作作品をヒントにファンタジーや日常系作品を作りましょう。
正直、何らかの下地が無い限りほぼ100%の人が、最初の作品は失敗するか後から読み返したら顔から火が出るくらい酷い出来にしかなりません。
とにかく最初はとりあえず何でもいいからやってみるかくらいの気持ちで始めましょう。