物語作りに向いてないと感じる人へのアドバイス

アドバイス

物語作りに向いてないと感じる人へのアドバイス

物語作りに挑戦したけど自分ちょっと向いてないかも…と感じた人向けへのアドバイスです。

趣味なら向いてなかろうが好きにすればOK

 下手の横好きという言葉があるように、別に趣味なら下手くそだろうか向いてなかろうが、好きにやって問題ありません。

 結局、そういう人に文句とかいやーな言葉を投げかけるのは外野の人間です。

 別にそんなことを言う人に物語を作っているわけではないと思うので、好きなら気にせず作り続けましょう。

 

 とはいえ…筆者のように外野の言葉がどうしても気になる人もいらっしゃると思います。

 そう言う人は無理やりそういう環境に慣れる為の荒療治をするか、元を断つ(感想欄閉じる)みたいな努力や工夫をしましょう。

 ただ、めちゃくちゃストレスに対して弱い人は荒療治はしないで下さい。慣れる過程で物語作りが嫌になってしまう可能性があります。

作り方を知らなさすぎる

 物語作りのやり方をあまり知っていないが故に、勘違いして自分は物語作りに向いていないんだ…と判断しているパターンがあります。

 

 どんな分野でもそうですが、ある程度快適に進める為にはそれ相応の知識や練習が必要です。物語作りが『好き』であれば、それは自然と高確率で身に付きます。何故なら人に言われなくても勝手に頑張るからですね。

 ですが、『嫌い』であれば勉強嫌いの人が学校で無理やり勉強させられるように、嫌でも努力して頑張る必要があります

 …でも下手の横好きという言葉がある通り、好きの方向が実力向上の方に向いていない・ズレている場合もたまにあります。そういう人は嫌いな人と同じく意識的に努力しないといけません。

 

 物語作りと一重に言っても、キャラクターを考えるのが得意でも世界観やストーリーを考えるのは苦手なんてことはあるあるです。自分一人でやるなら、どれも最低限の能力が必要になります。

 向いていないと感じるけど諦めきれない人は、一度自分にどの能力が足りないか考えてみると良いかもしれません。

 どうしても駄目なら苦手な分野は他の人に任せるのもアリです。

やり方が合ってない可能性がある

 今やってるやり方が自分に合ってなくて、向いていないと感じるパターンもあります。

 スポーツでは同じ競技でも色んなスタイルがあるように、やっぱり個々によって向く・向かないが存在します。

 

 大半の人には王道とか定番のやり方が『ある程度』合いますが、そのまま100%自分に合うことはまずありえません。それに一部の方はまったく合わない場合もあります。

 ですからなんか上手くいかないなぁ…という人は、自分なりのやり方を工夫してみて下さい。

 注意点は、あくまで基礎的な知識を身に着けてから工夫することですね。ガチの我流は何も知らないのに『俺がルールだ! 俺のやり方が正しい!』と言っているような物なので、まずあまりいい方向には進みません。

ジャンル

 たまに自分の好きなジャンルと作りやすいジャンルが一致していない人がいます

 小説なら文体が向いていない。漫画なら絵柄が向いていないといったことがその原因として多いですね。他にも知識の問題もあるでしょうか。

 

 小説の場合は、ジャンルのお手本となる本を真似ればある程度は何とかなると思います。

 漫画の場合は…実力がかなり反映されるので実力次第ではかなり難しいです。特に絵柄を真似るのが苦手な方は、自分の絵柄がどのジャンルに合っているか考えてみて下さい。

人称

 一人称、二人称、三人称(一元視点)、三人称(神視点)と色々人称がありますが、初心者の場合は大抵一人称が一番書きやすいと思います。

 理由は、二人称は参考例が少ないし書き方が特殊。三人称は色々ルールが面倒だからです。

 

 それに対して、一人称は自分に分からないことは書かないことだけにさえ気を付けていれば、案外何とかなります。

 ですので、上手く書けないなーという人は、一度他の人称で書いてみるといいかもしれません。

まとめ

 世界観、設定、キャラクター、ストーリー(構成)、描写(演出)のどれも上手い!というのが理想ですが、残念ながら現実はどれかが欠けていることが多いです。

 何か一つが大きく劣っていると、それが原因で私・俺、物語作りの才能ないかも…と思ってしまう場合があるので、まずは自分が苦手な物と得意な物をしっかりと把握して下さい

 それと自信を付ける為にも、悪いところより良いところに目を付けるようにしましょう。あとは割り切りも大事です。

 

 筆者はキャラクター考えるのが、ものすごーーーく苦手です。だからもう割り切ってテンプレっぽいキャラを多く採用しています。身の丈に合わない高望みをしても疲れるだけなので、自分の実力に見合ったやり方を模索しましょう。

 それが嫌なら実力を付ける為に頑張るしかありません。

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